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  • 2017.10.26 Thursday
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取捨選択

神 「善悪を知る木の実を取って食べてはならない。
     それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」

蛇 「あなたは決して死なない。
  それを食べるその時、あなたがたの目が開け
  あなたがたが神のようになり、
  善悪を知るようになる。」

 

神の言葉より蛇の言葉を信じたアダムとイヴ。
結果として目が開き善悪を知る者となった彼らは
自分たちが裸(学歴も地位も資産も何もない)であることを恥という風に感じる。

さらに裸のままでは武器を隠せない。
彼らの居場所は楽園(裸の世界)にはない。
 


大口を開けて飲み込む土

大地を耕すことに従事したカインは
神の裁きがきっかけで弟アベルに対して嫉妬心を抱くようになる。

 

神は僕より弟の方を愛しているのだろうか。
そんなこと耐えられん!
神は僕だけのものなんだから。
結果、カインはアベルを殺す。

 

カインによって流されたアベルの血は
大地(カインのパートナー)が大口を開けて飲み込むことで終結する。

大地に根を張るすべての植物たちは
神に対して従順だったアベルの血(犠牲)を受け継いでいる。
大地の恵みは神の祝福でもあるので
土を汚さないようにしたい。


知恵出でて大偽あり

神 「知恵の実を口にしてはいけない。」
蛇 「知恵の実って美味しいよ。試してみたら?」

 

 


因果応報の向こう

妻を亡くしたオルフェウスは
そう簡単に侵入できない冥界に赴き(死んだ)
地上に戻った。

 

再生(以前に経験した事象や学習し保持した事柄や内容を思い出す)した
オルフェウスはカオスを次のように評した。
『有限なる存在すべてを超越する無限を象徴している。』

無秩序で何が何だか分からない状態のカオス(天地創造以前の世界)は
無限の可能性を秘めている。

 

 

 

 

 


良薬口に苦し

冥界にはレテ(忘却)の甘い(?)水と
ムネモシュネー(記憶)の苦い(?)水がある。
音が頼りの闇の冥界を訪れた際は、
ムネモシュネーの水で喉の渇きを潤すようにしよう。


プロメテウスの失敗

プロメテウスがつくった人間を評して
審判役のモモス(不平や悪口を言う神)が言った。

 

人間の心は外側につけなければ!
心が外についていれば
悪巧みが丸見えで隠しようがない。
誰もかれも
何を思っているかちゃんと見えるようにね。
 

ニュクス(夜を表す原初の女神)の子モモスに賛成!


受け取るものがあれば差し出すものがなくてはならない

村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の

ストーリーは忘れても

この言葉は絶対忘れない。

 

 

 

 


月はチーズでできている

007のタイトルにもなったムーンレイカー(moonraker)は
馬鹿者とか阿呆者を表す古典的隠語で、
英国ウィルトシャー州の人たちも含まれる。

 

ウィルトシャー州の人たちって?
いつも羊と昼寝を習慣化しているらしく
怠惰で優雅な一日を過ごしているようだ。

 

池のそばを通りかかった役人はあざ笑った。
馬鹿な奴らだ。
池に映った月(チーズでできているらしい)を
熊手で掻き集めるなんて!

 

地球脱出計画(007)に使われたスペースシャトルは
ムーンレイカーと名付けられていた。

 

ムーンレイカーは最後に笑う奴という意味もある。
ハイチーズの見せかけじゃなく、
ホントに笑うために
のたりのたり生活も必要かもしれない。


独立器官

同時に何人もの女性たちと気軽に交際し、
芳醇なピノ・ノワールのグラスを傾け、
居間のグランド・ピアノで『マイ・ウエイ』を弾き、
都会の片隅で心地良い情事を楽しみ続けることもできたのだ。
にもかかわらず彼は食べ物も喉を通らなくなるほど痛切な恋に落ち、
まったく新しい世界に足を踏み入れ、
今までに見たこともない光景を目にして、
その結果自らを死に向けて追い立てることになった。

 

これは村上春樹の『独立器官』に出てくる渡会医師の描写である。

 

私とはいったいなにものなのだろう
ある女を好きになった渡会医師は真剣に考え始める。
結果、
彼は飢死(死に至る道を何日もかけて歩まなければならない)する。

 

純粋な渡会医師の美しさが伝わる作品だった。


007と芭蕉

原題 『You only live twice(007は二度死ぬ)』 は
原作者フレミングが芭蕉の俳句にならって詠んだという
英文俳句

You only live twice;
Once when you’re born,
And once when you look death in the face.

に由来する。

 

人生は一度きり(You only live once)ではなく

人は二度しか生きることがない
この世に生を受けた時、そして死に臨む時。

 

命二ツの中に活(いき)たる桜哉(かな) 芭蕉

 

旅の途中はいろいろあっても
生を受けた時の命と死に臨む時の命が

同じ(変化させられない)であることを願う。


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