仕事を忘れるとき

三つの頭を持つ冥界の番犬ケルベロスの仕事は
不審者の冥界侵入を防ぐこと。
でも
音楽を聴くと三つの頭は同時に眠ってしまう。

 

分離していた頭が一つになる(三位一体)とき。
そこには安心できる深い眠りがあった。

 


薪は乾燥してなければいけない

立ち木を斧で切る(新)と薪になる。

 

山に柴(芝生の芝ではなく山に生える雑木)を刈りに行ったおじいさんは
燃料(エネルギー)となる薪を採取するのが目的だった。
薪を得たおじいさんは新たな子(桃太郎)を授かる。

 

息子の鬼退治は
柴刈りのおじいさんがいたから達成できた。


人生いろいろ

妻を失ったオウペウスとペイリトオス。
オルペウスは失った妻を取り戻そうとして冥界へ。
ペイリトオスは失った妻のことより
自分の新しい結婚相手を略奪するため冥界へ。

 

冥界はその人の内面をさらす。

過去を忘れられなかった
一途なオルペウスの話はギリシャ悲劇になり、
過去は過去として
前に進もうとしたペイリトオスは
すべての記憶を失う忘却の椅子に座って人生を終える。

 

冥界(彼岸)の悲願は此岸で達成しよう。


汚されても白

エリュシオン(生前正しい行ないをした者が死後に移り住む楽園)には
白ポプラの木が茂っている。

冥界王ハデスにさらわれたレウケー(意味は白い)は
不死身ではなかったので死んだ。

 

白ポプラは
生者でい続けることのなかったレウケーの化身である。


生者でいるかぎり

エロスと結婚するための試練の一つとして
プシュケ(人間の魂)は冥界に行かなければいけなかった。

 

生者を中心とするこの世界では
愛(エロス)を知る人は皆無ということになる。


兎は蹴った

猿、狐、兎の3匹が
山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢った。
3匹は老人を助けようと考えた。
猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、
それぞれ老人に食料として与えた。
しかし兎だけはどんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。
自分の非力さを嘆いた兎は何とか老人を助けたいと考えた挙句、
猿と狐に頼んで火を焚いてもらい
自らの身を食料として捧げるべく火の中へ飛び込んだ。
その姿を見た老人は帝釈天としての正体を現し、
兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため
兎を月へと昇らせた。
月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは
兎が自らの身を焼いた際の煙だという。
(今昔物語より)

 

地球の唯一の衛星である月は
毎年3〜4cmずつ地球から離れつつある。
地球に見切りをつけて遠ざかっていく月。
地球の暴走はさらに加速しそう。

 


愛されるより愛せ

世界で一番大きな町に呑まれた幻の女を探そう。
"幻の女" とは私のママのこと。

自分の人生が物語みたいに感じられるように・・
だってそうしないと涙があふれてしまうから。
映画 『プルートで朝食を』 より

 

2006年、太陽系惑星から準惑星になったプルート(冥王星)は
人間の奥深い(本人も気付かない)心理を表す星。
映画の主人公が嫌った身の程知らずや
とてもとても真剣という表現(上辺の地球語)を使っているかぎり
プルート(黄泉の世界)の門の前には立てない。
物語のない地球から脱出して
過去の物語を記憶するプルートで朝食を。


エルピス

邪悪なものが飛び出した後のパンドラの箱には希望(エルピス)が残った。

希望は 1、ある事を成就させようと願い望むこと。

      2、将来によいことを期待する気持ち。

 

邪悪なものが飛び出したので社会は邪悪なもので満ちている。

言い換えれば希望は飛び出さなかったので社会に希望はない。
でもパンドラ(個人)の箱の中にはある。

 

心の底からある事を成就させようと願うとき、
自分の箱を開けて希望に応援してもらおう。


ペニアの希求

人生はひとつのチャンス 人生から何かをつかみなさい。(マザーテレサ)

 

貧乏神ペニアは貧乏なので働かないと食っていけない。
だからペニアは額に汗して働いた。

人生はひとつの挑戦 人生を受けて立ちなさい。(マザーテレサ)

貧乏を受けて立つしかないペニアはプルトス(豊かさ)を渇望する。
パーティーで酔っ払い外で寝ていたプルトスを見つけたペニア。
渇望の対象が今わたしの目の前にいる。
ペニアはプルトスとスプーンポジションで添い寝して妊娠。
そしてエロスが誕生する。

 

もしペニアが貧乏でなければ(満たされていたら)
プルトスを希求することはない。
人生から何かを生み出すことの素晴らしさをつかんだペニア。
貧乏神は貧乏をチャンスにして自分を満たす人生をつかんだ。


罪を憎んで人を憎まず

生まれる前からヘラに憎まれ誕生したヘラクレスは

ヘラに狂わされて妻子を殺してしまう。

 

ヘラクレスのママはゼウスの浮気心を拒み、
戦地から帰還する夫を信じて待ち続ける貞淑な妻だった。
そんな彼女に夫のふりして言い寄ったのがゼウス。


こうして貞節を守り通した彼女は

半神半人のヘラクレスを誕生させてしまう。

 

ゼウスの血を受け継ぐヘラクレスを狂わせたのは神。
だから・・・

 


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