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- 2022.04.05 Tuesday
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ニブカワ温泉 (今治市) の鈍川は丹生川あるいは壬生川と表記されたことがあった。
今治市と隣接する西条市に壬生川 (駅名にもなっている) という地区がある。
地図で確認すると三つの川の河口部に位置する場所。
狭い範囲に三つも川が・・・
ということは壬生川は扇状地?
また燧灘に面する壬生川の西方には丹原という地がある。
そして一番意外だったのが壬生川の読み。
ミブカワでもなくニブカワでもなくニュウガワなんだって。
壬(水の兄)生は丹生で丹(赤土?)生は壬生。
どうでもいいことかもしれないけれど壬生川には新(ニュウ)川が流れている。
海底火山の爆発で日本の領海に新しい島が誕生した。
生まれたての島を構成する土(火山灰)はホヤホヤの新品赤土。
原始の地球は神聖な赤土だった。
しかし人間や動植物がばい菌だらけの黒土に変えてしまった。
高知県の佐川町と越知町の間に赤土峠というのがある。
時は幕末、脱藩を決意した佐川郷の志士たちはこの赤土峠で落ち合い、
船で仁淀川を下ったそうな。
真心のあかつち坂に忍びあい 生きてかえらぬ誓いなしてき
(頂上にある記念碑に刻まれた言葉)
死を覚悟して赤土峠に結集した若者たちの赤心は海底火山の爆発に似ている。