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- 2022.04.05 Tuesday
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地図を見ていると旅行気分にひたれる。
スタート地点の高知から室戸岬をめぐって宍喰で温泉に入る。
そして海岸線沿いを北上する。
目的地は慶長(1609年)の地震によって生まれた海老ヶ池。
海岸線に近い一帯が隆起してできたそうな。
神話に出てくる一夜にして何々が完成したとかいう話につながるような気がする
さらに海老ヶ池(高知は竜とかかわる蟹ヶ池)近くには蛇王運動公園がある。
土佐国で庄屋を営んでいる夫婦が子どもを授かりたいと阿波国一の湖である海老ヶ池を訪れた際、腹痛を起こし土佐に戻って女児を産み(願いは叶った)玉枝と名づけた。しかしこの女児の正体が大蛇であることがわかり、玉枝は育ててくれた礼を言って空へと舞い上がっていった。その後、海老ヶ池に戻った玉枝は毎年大晦日(問題は最後)になると嵐を起こしながら着物を干しに池の端まで上がって来るという。 (海老ヶ池の主は蛇王の玉枝?)
水とかかわる蟹、竜、海老、蛇はこの世の自然災害にかかわっている?
山幸彦(ヒコホホデミ)の妻(豊玉姫)が海辺で出産する際、
産屋に侵入した蟹を掃き清める話がありました。
蟹が神聖な産屋に入ってはいけない理由は何なのか?
蟹( crab )には・・を不愉快にさせるとか・・をだめにするという意味があり、
神聖な場所に蟹の立ち入りは許されなかった?
そこで登場するのが鬱陶しい蟹を掃き出す箒神。
箒神のおかげで豊玉姫は無事男の子を出産することができました。
しかし海を故郷にもつ母は異国の陸地で我が子を育てることができない環境にあり、
母の代わりを務める乳母として指名されたのが玉依姫(海神の血筋)。
この乳母を祀る神社というのが愛媛県伊予郡松前町(高忍日賣神社)にありました。
主祭神 高忍日賣大神(たかおしひめのおおかみ)
配祀 天忍男命(あめのおしおのみこと)
天忍女命(あめのおしひめのみこと)
天忍人命(あめのおしひとのみこと)
忍という漢字で統一されている神々のルーツは従属を余儀なくされた海幸彦?
熱帯の海域で発生する台風の多さは
陸地のばい菌を受け入れ続けた海の怒りかもしれない。