実在しようがしなかろうが神武天皇のルーツは日本人の血を物語っている。
海の底で過ごしたことになっている山幸彦 (天孫の末っ子) と豊玉姫 (海神の娘) は
神武天皇の爺と婆で、
この二人の間に生まれたウガヤフキアエズノミコトが神武天皇の父。
ややこしいのが神武天皇のママという立場に立つ玉依姫 (豊玉姫の妹) で、
夫婦となった叔母 (海の血100%) と甥 (海の血50%) が神武天皇の両親。
曽祖父(天孫)祖父(山)父(海の底で妊娠し浜辺で出産)という流れで考えると
男が担う縦軸は時間の経過とともに低下している。
神的存在としての日向時代は幕を閉じ四代目から人間の時代が始まる。
その出発点にいるのが四人兄弟の末っ子として生まれた神武天皇。
作詞者、作曲者は不詳。
神武天皇のルーツを意識して聴くとわれらは海の子になる。