危ういガイア

    ガイアの子クロノスは横暴なウラノス(ガイアの夫))の男性器を切り落とした。
                  その血をガイアが吸収する。
        そして生まれたのが地震や噴火を引き起こす巨人族(ギガース)。
           巨人族の一人エンケラドス(大音響を鳴らす者)は
            アテナにシチリア島を投げつけられ倒された。
         エンケラドスはシチリア島の地下深くに眠っていることになる。

   
  シチリア島の東部にそびえるエトナ山にはゼウスに封じ込まれたデュポーンがいる。
       エンケラドスが目覚めデュポーンが脱出すれば大変なことになる。
           オリンポスの神々(三代目)の制圧を許したガイアは
              表面では分からない危うさを秘めている。

先見は浅見だった

        プロメテウスは大きな牛を解体し食べられる肉と臓物は牛の皮で包み、
                 食べられない骨は脂身で包んだ。
              ゼウスは見た目重視でごてごての脂身を選んだ。
             結果、神々の取り分は牛の骨(土に還らない)になり
           土に還る人間の取り分は肉と臓物(腐るし不味そう)になった。
                ということで祭壇に捧げるのは牛の骨
            プロメテウス様、ホントに人間のこと思ってくれてるん?

未熟な人間に火を与えてはならぬというゼウスの命令に背いてプロメテウスは人間の創造性に期待して危険な火を与えた。 プロテウス (変身する海神) はナイル川河口の沖合いに浮かぶ砂地のファロス島でアザラシの世話をしている。 人間と関わったプロメテウスはゼウスの怒りを買いコーカサス山で鎖につながれ大鷲 (ゼウス) に肝臓を食われる毎日を送ることになる。 一方、プロテウスは水はけのいい砂地で日がな一日アザラシと一緒に寝そべっている? 人間に目がなかったプロメテウス (人間の創造者でもある) はメのないプロテウスとは違った。

イオ

          一天にわかにかき曇った空を見てヘラは旦那の浮気を見抜いた。
        雲 (ゼウス) に紛れたイオはヘラの目を欺くため牝牛に変えられる。
              雲行きが怪しくなり雨を降らせるのは牛?
           ヘラに仕えていたイオは異国エジプトで牛から人間に戻る。
                    エジプトは晴天なり。

怪物

ゼウス (神) に対するガイア (土) の怒りが頂点に達したことでテューポーン (最大最強の怪物) は生まれた。 エキドナ (蝮の女) を妻としてケルベロス (冥界の番犬) を初め多くの怪物を生み出している。 このゼウスが嫌う怪物たちの母の血筋にメドゥーサ (祖母) がいる。 アテナ (神) に対抗したメドゥーサ (人) はアテナの怒りを買って退治される役回りとなる。 美人三姉妹 (二人の姉は不死身) の姉たちもメドゥーサ (不死身ではない) 同様に醜い姿に変えられた。 醜い姿で永遠に生きる姉たちに対しメドゥーサは限りある命をアテナに捧げた。 神々のように不死身ではないからこそメドゥーサの血を受け継ぐ怪物は怪物になった。
 

レウケ

           冥界王ハデスに愛されたレウケは不死身ではなかった。
   生き続けなかったレウケは冥界(エリュシオン)で白い(レウケ)ポプラになった。
        この世でいいことも悪いこともせず死者のように生きて死ぬと
         枯れないアスポデロスが咲くアスポデロスの野に行かされる。
             生きていても死んでいてもすることは同じ。
           生きて冥界に下ったヘラクレスはポプラの冠を作った。
            台風で根こそぎ倒れるポプラは大地に根を張らない。
                何故ならレウケが宿っているから。

赤絵式

紀元前6世紀末にアテナイで生まれたギリシア陶器の壺絵の一つに赤絵式というのがある。
  
  エウフロニオス(開拓者たちという意味がある)作の赤絵式陶器『酔っ払いと娼婦』。
       娼婦はフリギア帽(解放された奴隷を象徴する)をかぶっている?
     ディオニュソスの母セメレ(ゼウスに殺された)の出身はフリギアだった。 
       テセウスに捨てられたアリアドネはディオニュソスの膝に座った。
                    酒よ、わたしを解き放て! 
                修羅場を潜り抜けた娼婦は解き放たれた。         


捨てられた女

     アテナイのヒーロー(テセウス)に心を奪われ結婚する約束をしたアリアドネは
           彼の仕事(クレタ島のミノタウロス退治)を手伝った。
         テセウス(地位ある男)の妻になることを夢見ていたアリアドネ。
              しかし(やはり?)地位ある男は女を捨てる。
                アリアドネは捨てられた女になった。
    その微妙なタイミングで男に捨てられた女を拾うのがワイン通のディオニュソス。
              こうしてアリアドネは酔っ払いの妻になった。

        
             ディオニュソスの膝の上に腰を据えるアリアドネ。

正気にかえる

     ゼウスの雷光に打たれて焼け死んだセメレの胎内で生き続けたディオニュソスは
               ヘラに憎まれ狂気を吹き込まれた。
          居場所を失い諸国を放浪することになるディオニュソスは
             フリギア(トルコ中西部)て正気を取り戻す。
            何故フリギア(建国は紀元前8世紀)だったのか?
             自分が死んでも息子を生かそうとしたセメレは
             本来フリギアの大地の女神だったという説がある。
           ママの故郷だったフリギアの地に立ったディオニュソス。
                  自分はこんなんじゃない!
           遠い記憶を取り戻したディオニュソスは正気にかえった。
             

トリカブト

 冥界の番犬ケルベロスは死者(動かなくなった人)を歓迎し生者(動き回る人)を拒否する。
              音楽と甘いものに興味を示すケルベロス。
            生者を拒否するのは自分と波長が合わないから?
   暗い世界しか知らなかった忠犬が無理やり地上に連れ出されたことがありました。
           生まれて初めて光を目にしたケルベロスは何をしたか。
             大地に唾(大地に接吻あるいは大地に吐き気)。
   その結果、地上に出現することになるのが有毒植物トリカブト(花言葉は人嫌い)。
        地下に居を構えるケルベロスは地上でも仕事を果たしていました。

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