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- 2022.04.05 Tuesday
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喜怒哀楽の内面をすぐに顔に出してしまうのが
“今泣いたカラスがもう笑う”カラス?
ギリシア神話では真っ白だったカラスが真っ黒に・・
白を黒と言い曲げる“鷺を烏”みたいなもの?
聖書では地上を偵察するためノアが一番に放った鳥がカラス。
ところがこのカラス
飛び立ちはしたものの行方をくらまし戻って来なかったらしい。
その後に放たれた鳩は戻って来た(水はまだ引いていなかった)というのに・・
カラスはどこに行ったのか?
閉鎖された場所に戻るぐらいなら飛び続ける方がマシ?
偵察という仕事(すべての仕事?)がイヤだった?
カラスの行水を繰り返して生き延びた?
エサは?
死骸でも食べれるのがカラス・・ だから食べ物には困らない。
さらに黒いカラスの糞は白。
泣いてもすぐに笑うカラスと黄金色(太陽色?)の麦畑。
拳銃自殺したゴッホはカラスと同じように太陽を目指していたのかも。
源氏物語の主人公に設定された光源氏が都を離れ須磨に下る時に詠んだ歌。憂き世(浮世)の荒波にもまれながらも何とか生きてきた源氏が都を離れ須磨に下る時の心情が表現されています。都に残す自分の名は人の勝手な噂の種になるだろうが、その真偽の程は糺すの神に委ねようという内容で自分はコ〜シテ、コ〜ナッタ!という鬱陶しい主張はありません。
石川や 瀬見の小川の 清ければ 月も流れを たづねてぞすむ 鴨 長明
ヤタガラスが鎮座する糺の森の中を流れるのが清き水の瀬見の小川。
月の光を映し出す水鏡の役割を果たすには流れが穏やかで透明でなければならない。
山城国風土記逸文では下鴨神社に祀られている賀茂建角身命は八咫烏に化身し、神武天皇の先導役を果たしました。ということは日本の頂点に立つ人物のさらに上に居るのがカラス? そのカラス最大の特徴といえるのが雌雄の区別がつかないことで、外見で雌雄を判断することはできません。言い換えると外見で♂♀の判断をしてはいけないのがカラス。本来はどんな色にも染まる白い鳥だったというカラスを黒に染めたのは神。他のどんな色にも染まらないように・・ というのが神の意志? たとえ間違った方に向いても正しい方に修正できる(糺す)能力を秘めていたと思われるのがカラス。からす力は糺す力?
規律も統制もなく、ただ集まっているだけの群衆を“烏合の衆”と呼び、象徴的に使われているのがカラス。
万葉集にも規律・統制を無視するカラスが登場しています。 *** 暁と 夜烏鳴けど この山上の 木末の上は いまだ静けし ***
朝が来たと鳴く夜烏・・しかしカラスの鳴き声に反して朝を迎えていないことが判明するのが山上の木末の上。人の中に混じって平地で生活する夜烏の朝鳴きは全く当てにならない。
*** 朝烏 早くな鳴きそ わが背子が 朝明けの姿 見れば悲しも ***
* 烏とふ 大をそ鳥の まさで(真実)にも 来まさぬ君を ころくとぞ鳴く *
規律・統制を無視するカラスを懲らしめたのが異国の僧侶。
“カラスが鳴くからカ〜エロッ!”
カラスが鳴くのはやはり夕方・・アサイチでカラスが鳴いている状況は余りない。
そんなカラスがアサイチで鳴けば、この世の雑踏から脱出できる?
お節料理の代表的一品は黒豆煮。
“烏豆”とも呼ばれている大豆の一品種がオセチを彩ります。
黒豆を煮ると烏の濡羽色のようにテカテカしてくるのが黒豆の特徴。
新年にふさわしい(?)テカテカブラック。
闇から光が誕生したという旧約聖書の話はもしかして黒豆やカラスのテカテカ?
キラキラした光ではなく闇にとけるテカテカを愛したのが日本の太陽神。
自分の足でテクテク歩けば、
自分のテカテカした宝物を見つけることができるような予感!